CEH受験記 1 の通り、オフィシャルの教材は以下。ラボ以外は有効期限は一年。
- オンラインでトレーニングビデオを見るやつ こんなの
- 電子書籍のテキスト
- ラボ(有料オプション)
- オンラインのクイズツール
トレーニングビデオ
サイトにログインしての、オンラインビデオのみ。
オフラインで見ることはできない。
字幕なし、再生スピードも変更できない。
YouTubeに出てくる、Eric Reed氏が始終喋って説明するもの。
聞き取りやすい英語だと思う。
全部観たと思うけど、一度観たらもう終わりだった。
個人的には、試験にはそこまで役に立たなかったかもしれない。
ごめんなさい、Reed氏。
ビデオは観て、観ましたチェックをする必要あり。それで進度を確認されるので、全部チェックは必要。
全部チェックつかないと、試験に進めない。
章末のテストはなく、ただ、ビデオみるだけ。
Reed氏に質問することもできない。
「ここ試験に出ます」みたいな話もない。
質問は、Contact usのところから投げると、然るべきチームに転送され、回答が数日後メールで戻ってくる。
これはあんまり親切とは言えない。回答も満足いくものはあまり返ってこなかった。
日本語で受講すると、その辺はもっと親切なのかも。
ただ、試験に出るレベルであれば、そこまで深く掘り下げなくてもよいことが多いので、気になることがあったら、試験の後に自力で調べる、でよいかも。
電子書籍のテキスト
電子書籍でテキストが来る。
5000ページくらいある分厚いもの。
iPadやiPhoneにアプリをダウンロードすると、オフラインでも使うことができた。
図が分かりやすかったので、試験勉強してる時にサブのテキストとして利用。
メインのテキストは、Matt Walker氏のものを。
ラボ(有料オプション)
営業に押されて買った、iLabというツール。
他のは一年有効なのに、これは半年。190ドルくらいで半年延長もできるとか。
CEHでは色々なツールを知っておく必要があり、細かいオプションまで試験に出る。
metasploitとかnmapとかwiresharkとか、その辺のメインのツールは触っておいて、基本的なことはできる必要がある。
結構たくさんのツールを把握しておく必要があるけど、だいたいウイルスチェックに引っかかってしまい、普段使いのマシンには入れられない。
それに、閉じてない環境で下手なことすると、迷惑を人にかけるだけじゃなくて、犯罪になっちゃう可能性もあるので、テストできる環境は大事。
それをバーチャルマシンで提供してくれる。
ただ、重たい。非常に重たい。
自力で環境つくれる人は、不要。
ラボの中身はテキストに書いてあるので、ある程度スキルのあるエンジニアなら自力で構築できるはず。
Youtubeなんかで動画あげてくれてる人もいるから、最悪それで使い方を学べば、試験にはラボまでは不要かなというのが個人的な意見。
試験範囲が広くてやることが多いから、自分はラボまで手はまわらなかった。
オンラインのクイズツール
ビデオのサイトとは別のサイトで提供されるので、アカウントを別で作るのが煩わしい。
なぜ一つにまとめてくれない。
そして、PC用にしか最適化されてない。。。(ポンコツ)
今どきiPadやiPhoneで使えないってどうなのか。
ログインで画像認証あるけど、いつも同じ画像で、いつも「ボートを探せ」と出てきて、こんなのハッキング簡単じゃないの?と心配になる。
内容は、章別の理解度チェックと、模擬試験的なもの2つ。
理解度チェックは合格ラインに達しているかどうかがチェックされている。
合格ラインまでいかないと、試験に進めない。
回答が間違っているものも散見され、回答みるとどこかからコピペしてきたな、というのがすぐ分かるものも多い(フォントが急に変わる)。
そして、模擬試験的なものは、「単に試験の雰囲気を理解するもの」ということで、合格ラインとかは出るけど、回答はない。
どこ間違ったのか、なにが正解かは出てこない。
あまり頼らない方が合格への近道だと思われる。
最後に
以上が20万くらいかけて購入したもの。
買った後は放置されるので、自分で勉強できる人向き。
次は、教材の本丸?Matt Walker氏の本の話や、他の教材の話を。