CEH受験記4 v11 (試験本番の話)

CEH

オリジナルの英語版で、オンライン試験を受けたので、その時のことを書きます。同じように一番安い方法で受けようとしている人の役に立てば。2022年時点での話なので、方法など変わっている可能性はあります。

オンライン試験予約

試験を予約すると、ユーザーガイドがpdfで送られてきて、そのとおりに進めることに。試験は予約できる枠が自分の都合のいい時に無い可能性も。試験官が一人つくので、空いている試験官がいるかどうかの問題のようです。

ネットカフェで受けました

当日は、ネットカフェの個室を5時間予約してスタンバイ。ネットカフェによっては、靴脱いでフラットなところに座るタイプの部屋もありますが、4時間も座っていることになるので、椅子のタイプをおすすめします。天井が空いていて、外の音が聞こえるタイプの部屋より、完全個室タイプが更におすすめ。いずれにせよ、自分が4時間座っていられる環境を用意してください。

試験開始まで

予約した時間になってStart examボタンをポチとすると、画面に試験官が登場し、ハローとかご挨拶。東南アジアとか南アジア系の訛りのキツめの方で、こちらの英語力では全然聞き取れないw。ガイド通りにアプリをダウンロードしてインストールすると、試験官とチャットできるようになります。インストラクションを音声かチャットどっちがいいかと聞かれたので、チャットを選択。ちなみに試験官の姿は見えなくて、声だけの登場。

このあと、指示どおりにリモートアクセスツールをインストールすると、試験官がこちらの画面をさわれるように。パソコンでなにか資料見たりするとバレます。

ノートパソコンを持って、内蔵カメラで部屋をぐるっと見せて、机の上も見せる。計算問題あるかも、と紙とペンを持ち込みしたけど、OKでした。紙は最後にビリビリに破いて破棄したことをカメラで見せる必要あり。

身分証はパスポートを使い、写真のページを開いてカメラに向けて証明。セッションが切れた場合のため、電話番号だけ試験官に伝えます。そんなこんなで、試験が始まるまでに、20分くらいはかかりました。

その後は、試験官はカメラとパソコンの画面で監督するわけですが、基本無言。姿も映らないので、そこに本当にいるのかもわからないです。

試験開始

そして試験開始。もう最初から、分からない。「やばい!再試は絶対イヤ」とパニックになりかけました。飲み物もトイレ休憩も禁止なんですが、緊張で喉が乾いて辛かったです。試験の前にカラムーチョを食べたのもいけなかった。最後には、「いや、もう再試でもいい。再試なら受かる」になりました。確実に回答できたのが6割位。全然見たこともないような問題がボロボロ出てきました。合格ラインは75%くらいなので、125問中94問は正解しないといけないんですが、自信のある回答が80くらいしかない。あんなに16進数の苦手な計算勉強したのに、出てきやしない。

2時間位たったところで、急に試験官に話しかけられて、びっくり。いたんかい。周りをぐるっともう一度見せて、机の上もカメラで見せてとのこと。なんか怪しいことした?ここまで来て不正行為とか言われるの?と血圧があがる。試験を中断し、ノートパソコンを持ってあちこち映しました。どきどき。結局なんでもなかったみたいでした。ただ、その間もタイマーは止まらない。

残り1時間くらいで、やることがあまりなくなりました。分からなくて、もう答えを絞り出せない。問題を全部見返したかったんですが、一問づつクリックして開くのに、毎回画面の読み込みが走ってスムーズじゃない。サイドバーに125問全問へのリンクがあるものの、30問目くらいまでしかワンスクロールで出てこない。で、画面読み込みする度に、表示が最初の30問の画面に戻ってしまい、毎度頭からスクロールしなおし。更に、今見ている問題が何問目なのか出てこない。伝わりますかね?見直ししにくい。抑えきれないパニックと押し寄せる絶望感w 日本語版の試験でも同じなんでしょうか?

そして、部屋を5時間で予約してたので、時間が気になってきてしまいました。試験開始までに20分もかかると思っていなかったので。「6時間で予約しておけばよかった」と後悔。試験の途中で、延長しますかとか電話とかかかってきても困るし。試験に集中できないw 喉もカラカラ。トイレも行きたくなってきた。まぁ、もう見直しても何も出てこない自信も。再試上等。残り時間数十分あったのですが、終了することにしました。

試験終了

チャットで試験官に、試験を終わりたい旨伝えました。すると、試験官が応答して、終了ボタン押していいですよ、と言われる。試験官がこの終了ボタンを押すのを確認するのが大事だそうです。勝手に押すと、試験がパーになるのかもしれません。ボタンをポチすると、ちょっとloadingの後、”Passed”という画面が出てきました。

受かった?

試験官から、合格ですおめでとうと言われました。おめでとうって言ってくれるのうれしいですね。その後、試験官が操作すると、合格証のpdfのダウンロードボタンが押せるようになりました。試験官がなにか言ってたんですけど、聞き取れず。へ?とか言ってるうちにグダグダな感じで終了。スコアは合格ラインを少し上回る位でした。

トイレに駆け込んだ後、ドリンクバーのスポドリを一気飲み。改めて合格証を眺めて、「ああ、受かったんだな」とようやく実感。疲れました。

長かった。高かった。

まとめ

以下、経験者からのアドバイスです。

  • 時間に余裕を持って臨む。試験官とのやり取りなどに時間が結構かかる。
  • 直前に喉乾くようなものを食べない。
  • 長時間座っていられる環境で受ける。
  • 再試も込みで考えておく。心に余裕があると、落ち着ける。

CEHはグローバルではポピュラーな資格なので、英語であれば情報は多いんですが、日本語の情報はまだ少ない&オリジナルで受験しようとすると、なかなか敷居は高いので、日本語で書くことにしました。CEH受験記はこれで最後です。これから受験される方、頑張ってください。